相続税の税率と計算方法

相続税の税率

相続税率

相続税の税率は超過累進税率となっており、相続税の総額の計算における
「法定相続人の法定相続分に応ずる取得金額」に応じて、下表の通りに区分されています。

この表に基づき算定した法定相続人ごとの相続税額を合計したものが、相続税の総額となります。

相続税の計算方法

1. 1.  被相続人が死亡した時点において被相続人が所有していた財産総額を求めます。
   2.  1で求めた財産総額から基礎控除額（3000万円＋法定相続人の人数×600万円）を控除し、課税される遺産の総額を計算します。
   3.  2の課税される遺産の総額 に各法定相続人の法定相続分を乗じ、 法定相続分に応ずる各法定相続人の取得金額（千円未満切り捨て）を求めます。
   4.  3で計算した法定相続人ごとの取得金額に税率を乗じて相続税の総額の基となる税額を算出します。
   5.  4で求めた法定相続人ごとの算出税額を合計して相続税の総額を計算します。
   6.  相続税の総額を、財産を取得した人の課税価格に応じて割り振って、財産を取得した人ごとの税額を計算します。

上記で計算した各相続人等の税額から各種の税額控除額を差し引いた残りの額が各人の納付税額になります。

※この記事は2017年9月に公開し、2022年2月に加筆修正して再公開しています。
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